世界中でCOVID-19の変異株が猛威を振るっています。
昨年末発見されたイギリス型変異株の流行からわずか数か月で、既に幾つもの変異株が見つかっています。
インドでは3重変異株なるものまで見つかり、現行ワクチンの有効性に疑問さえ出てきました。
この1年余りアジア圏の人達は他の諸外国と比較して、死亡者や重症者数に於いて優位な立場にありましたが、今後さらに増えるであろう変異株に対してもその優位性が保たれる保証はどこにもありません。
現に本邦における死亡者数の推移は今年に入って著しく増加していることが判明しています。
また今後、日本型変異株なるものが出現しないとも限りません。
既に国内に於いて、インド型変異株が検出されていますが、非常に憂慮すべき事態だと思っています。
世界中からアスリートや関係者(コーチングスタッフ、メディカルスタッフを含む)、スポンサー、報道陣等大勢が集まる大人の運動会に関して、入国規制や出場条件の緩和なども取りざたされていますが、必ず漏れが出るはずです。
ましてや開催するにあたって、運営スタッフ(多くのボランティアやアルバイト)にまで管理が行き届くとはとても思えません。
既に一部でささやかれている【変異株の祭典】等という事態に陥ったら、もし日本型なるものが世界中に広がったとしたら、懸念が深まっているアジア系へのヘイトクライムはどうなるのでしょう?
ゼロリスクを求めているわけではないのですが、率先してリスクを取りにいくのはどう考えても合理的とは思えません。
運動会ありきで突き進む一部の方々は、いい加減みえみえの言い訳や詭弁を垂れ流すことはやめていただきたいものです。
とはいえ、こんな考えを持っているのは私のようなひねくれものを筆頭にごく少数で、多くの人は聖火リレーが来ると言えば見に行くし、運よく観戦機会があれば会場に足を運ぶだろうし、終われば感動をありがとうと言うんでしょうね。
“Reach”
(1996年)
Gloria Estefan
1996年開催【アトランタオリンピック】のテーマ曲でした。
オヤジK
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