ずるずると円安が進行中ですし、資源価格の天井も未だ見えません。
例の如く、大企業の代弁者であられる経団連会長は「騒ぐほどの事ではない」とおっしゃいました。
そりゃぁそうでしょう。
円安の恩恵を受けるとされる大企業が多数を占める団体なのですから。
他方、市井においては値上げがぁ~と騒いでいますが、ここ数年ステルス値上げが横行してきたなか、今更という気がしないでもありません。
ただ、はっきりしている事は、円安や物価高が進んで苦しむのは中小・零細企業と我々一般消費者という事でしょう。
この国は、支配層の権威と資本家層が守られ潤えばそれでいいんです。
そして彼らはそれを『国益』と称します。
でも仕方ないですね。
TPPに働き方改革や技能実習生、なんちゃらミクスや黒〇緩和という、クソみたいな政策を結果的に支持してきたのも私たちなんですから。
更に、やる事やらずに(消費税減税やトリガー条項)、帝国主義を推し進め「痛みが増すかもしれませんが、協力をお願いします」だそうです。
時代は令和になりましたが、なんと【贅沢は敵】【欲しがりません 勝つまでは】ときました。
国民主権も基本的人権も取り上げ、戦争国家へと変貌する事が日に日に絵空事ではなくなってきているにも関わらず、お上に従順で、つつましく苦しみに耐え忍ぶ姿に、尊さを見出したがる多くの日本国民は、やっぱりマゾなんですかね?
“Who’s Crying Now”
(1981年)
Journey
オヤジK
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