昨日の海外市場で原油先物価格が100ドルを割れていますので、少々間が悪い話ですが、先ごろ発表された石油元売り各社の決算が、軒並み過去最高益だったようです。
原油価格の高騰が要因として挙げられていましたが、莫大な補助金も一因だと思われます。しかしながらそういった報道はほとんどありませんでした。
「トリガー条項の凍結は現場が混乱する」等という、なんとも腑に落ちない理由のもと交付され続けている補助金なのですが、何故か税率の引き上げや新たな税金を徴収しようとする際の混乱は問題視されません。
税率といえば、消費税の税率を下げたらその穴埋めの財源はどうするのか、という話ばかりがクローズアップされます。
(与党幹事長が「消費税を下げたら年金を減らす」と発言し、物議を醸しましたが、今や消費税の補填無しでは年金制度は成り立たなくなっていますので、ある意味正論なのですが、これを年金制度の破綻とは口が裂けても言わないでしょう)
しかしながら、昨今話題の防衛費を倍増させるための財源はあまり問題視されません。当初は国債で賄うとおっしゃっているようですが。
どちらも、一度庶民から徴収し始めた税金は死んでも手放さない(もっと徴収したい)という事でしょうか。
参院選も終盤です。期日前投票はある程度浸透していますが、電子投票の議論は一向に前に進みません。その理由とやらは『なりすまし』の懸念があるからだそうです。
いっぽうで、マイナカードの普及には躍起になられていますので、健康保険証と同じく紐づけすればいいだけでは?と思うのですが。
これらから透けて見えてくるのは、投票率を上げたくないという事なのかもしれません。
その昔、あの元首相は「私が国家です!」とおっしゃいました。
また、先日とある現閣僚が、「野党の話は一切聞かない」と発言されましたが、どちらもある意味、現政権与党の本音なのでしょう。
もうどこの独裁国家に住んでいるのかわからなくなってきた今日この頃です。
先ごろ、フロントマンの『スティーブン・タイラー』が依存症治療の為にリハビリ施設へ入所という報道がありましたが、その後どうなったのかな?
オヤジK
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