最近、【PDCAサイクル】はもう古いという説があるようです。
ですが、一部の弊害が指摘されてはいるものの、やはり継続して事を成すうえでは基本だと思っています。
ところが本邦では未だ「済んだことをつべこべ言うな」と一喝されるシーンもしばしば。
また、「それなりに効果はあった」「やらないよりよかった」等というどこぞの誰かの決まり文句がまかり通ったりしているわけです。
失敗や過ちを認める事ができなければ、何度も同じ轍を踏むことに。
昨今の現状を俯瞰するに日々「またですか・・・」の連続です。
その最たるものが「緊急なんちゃら宣言」ですが、もはや「日常茶飯事宣言」化しています。
また、今の状況を過去の大きな失敗になぞらえて揶揄する人が、私を含め少なからずいらっしゃいます。
【インパール作戦】と【八甲田山雪中行軍】がもっともわかりやすいでしょう。
やれ牟田口は誰だ?とか、山口は誰?とか。
また、古代ローマ時代における、貴族が剣闘士(奴隷)を戦わせ民衆を楽しませる興行を打つ様なんかも、オリンピックとダブったりするわけで。
あの山下さんは、「今スポーツの価値が問われている」と発言されたそうですが、相変わらずちょっとずれてるなぁと思うのです。
パンデミックで騒ぎになっている今この時期に開催されるオリンピックには否定的な意見も多いですが、海を渡ったアメリカで大活躍中の大谷さんへの賛辞が圧倒的に多いのはなぜでしょう?
運動会開催の意義について、やれ希望だ勇気だ元気を・・・等とおっしゃられても全くピンとこない私が思うに、今回のオリンピック騒動は、トップアスリートにフリーライドしているだけの一部の方々による数々の所業が白日の元に晒された事が最大の価値や成果ではないでしょうか?
まぁ、偉そうにつぶやいていますが、私自身同じような過ちを何度も繰り返して、今ここにいるという覆しようがない現実もあるわけで・・・(^_^;)
“One More Try”
(1986年)
George Michael
オヤジK
(メモ)
口コミサイトにうんちゃらにも呆れたが、さすがにこれは完全に一線を越えてしまっている。
コメント (0)