徒然なるままに №540 知床沖海難事故

 

かくも痛ましい海難事故の発生から1週間。

 

いまだ多くの行方不明者がいる中、敢えてつぶやきを避けてきましたが、一度少しばかり触れておこうと思います。

 

 

まず、件の社長を擁護するわけではありませんし、起こるべくして起こったともいえる事故でしょう。

 

 

ただ、現下の袋叩き状態を見るに、悲惨な事故を起こしてしまったばかりに、腐るほどあるであろうブラック企業への怨嗟を一手に引き受けてしまった感は否めません。

 

 

また、一連の経緯に関して、不自然・不可解な点も多々あり、地元自治体や所管官庁等行政の対応、及びマスコミ報道については、表に出せない闇を感じさせるものになっています。

 

 

そして、いつもどこかで囁かれ、国民のだれもが目指していたであろう【改革】という名の、成れの果てでは?とも思う訳です。

 

 

一部で取りざたされている怪しげな著名コンサルタントの洗脳指導ともとれる手法も、今更感がいっぱいですし、つけはいつかどこかで払わざるを得ないなぁと。

 

 

それらが、どう顕在化するかはその時々の状況によるわけで、そこらじゅうにリスクが潜んでいる事を改めて思い知らされたわけです。

 

 

何れにしましても、この国に巣食う様々な病は、ここで一度じっくり解決策を考え、治癒していかなければいけないときにきているのではないでしょうか。

 

 

今後、関連業界や団体に対し、お決まりの規制や監視の強化へと進むのでしょうが、決してそれだけでは解決する問題ではないでしょう。

 

 

 

最後に、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、行方不明の方々が一刻も早く救助されることを心から願っております。

 

 

 


詩・曲:中島みゆき
(1981年)
坂本冬美

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №536 考えてみよう

 

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから2ケ月が経とうとしています。

 

情勢は混沌としており長期化の様相を呈してきました。

 

そして、世界中であぁでもないこうでもないと様々な意見が飛び交っていますが、ちょっとこの問題から少しばかり距離をおいてこんな事を考えてみました。

 

 

『なぜ人を殺してはいけないのか?』

 

 

皆さんはこの問いにどう答えますか?

 

「法律で決まっているから」「自分が殺されたくないから」等というのは、どうやら答えとしては不十分なようです。

 

今一度じっくり考えてみませんか。

 

 

さよなら
(1992年)
GAO

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №535 複雑・・・

 

『吉野家』ってつい先日も『お客様相談室』をめぐり謝罪騒動起こしたばかりですが、おかしな企業風土が根付いてしまっているのでしょうか?

 

たとえ件の発言がラベリングに過ぎなかったとしても、価値観がありえないと思うのです。

 

あの森岡さんと同期でライバルで友人でもあるそうですし、彼らの元上司を知るものとして、また、コンサル・マーケティング業界の片隅で細々と生きているものとしては、なんとも言いようがない出来事です。

 

一部マスメディア報道では言い換えていますが、『生娘をシャブ漬け戦略』の後だと、『開発に10年かけた親子丼』も、いろいろアレな訳で。

 

他にも問題視されうる発言があったようで、中小・零細・個人経営の飲食店だと、あっという間に潰れてしまう事案でしょう。

 

 

いまやなにかと〇〇な令和の時代です。

皆さんもお気を付けください。

 

 

 

どこが?と問われても返答に困るんですが、今の気分はまさにこんな感じです。

 

青空、ひとりきり
(1975年)
井上陽水

 

 

そういえば、なにかと危うい発言を繰り返すÝ会長のディー何とかという会社って、表立って叩かれないですし、問題が大きくならないのはどうしてなんでしょうね。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №534 ちっともワクワクしない

 

今【わくわく】と聞いて何を思い起こすかといえば、先日景気浮揚策のひとつとして発表された、3回目のワクチン接種者に対する補助金イベント【ワクワク割】なのですが、ちょっとセンスを疑いたくなるというか趣味が悪いネーミングです。

 

罹患し苦しんだ方やお亡くなりになった方への配慮のかけらもかんじられません。

 

また、GoToやらワクワクやら、一部の人にしか恩恵のないバラマキ事業はいい加減にしてほしいものです。

 

 

 

そして【WAKUWAKU JAPAN】です。

 

知らないという方が多数を占めると思われますが、AB政権下において推し進められた政府と民間が出資して運営する官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」のひとつであり、スカパーJSATとの合弁で、日本のアニメ、ドラマ、スポーツ、音楽、情報などの番組を現地語で放送する海外放送事業だったのですが、赤字のまま今年3月をもってひっそりと廃業しています。

 

【WAKUWAKU】にしても【NOTTV】にしても国策による新たな放送事業は全て失敗しているわけです。

 

例によって、花火を打ち上げる際には大々的に報じられてきたわけですが、多額の税金をドブにすててしまったにも関わらず、誰も責任を取っていません。

 

 

公共性も公益性もない、私人の試験結果を嬉々として取り上げる一方で、あの方々の失点になるであろう都合の悪い事案は示し合わせたように、消極的な報道かスルー、もしくは隠蔽しようとする彼らの仕草には不快感しかありません。

 

 

きっと、ワクワク・WAKUWAKUどちらも、政治家・官僚・D通・Pソナ辺りがしっかり潤う(潤った)だろうな。

 

 

 

嫌んなった
(1975年)
憂歌団

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №532 いつの間にか

 

私自身ここ10年程で健康への意識が大きく変わりました。

 

若かりし頃にはなかったであろう、ちょっとした体の不調も日常茶飯事です。

 

チョーがつくほどのヘビースモーカーですし、どう贔屓目にみたって栄養バランスがとれた食生活も送っていません。

 

まずそういった基本姿勢の見直しが必要なのでしょうが、それらを一切排除した修行僧のような生活はいやなので、多少コストが掛かっても、可能な限り添加物等を含まない食材を選び、出来合いの総菜や弁当等も避けて、自炊に励んでいます。

 

 

ところが、4月から食品添加物表示制度の改正によって、【無添加】表示が禁止されました。

 

消費者庁は、『添加物をつかっていない商品がからだに良い』というメッセージを消費者に与えてしまうのは良くないからとおっしゃっています。

 

 

( ゚Д゚)ハァ?

 

 

これって、消費者側からの要望に基づく法改正とはとても考えられないですし、消費者庁とは名ばかりで、どちらを向いてお仕事なさっているのかお聞きしたいものです。

 

 

巷では相も変わらず偽装表示が後を絶ちませんし、輸入品の原材料や添加物の重量比が49%でも国産と表示していいとか、いつの間にかどこもかしこもキナ臭い世界になってしまったと感じているのは私だけなんでしょうかね。

 

 

 

リフレインが叫んでる
(1988年)
松任谷由実

 

 

この曲はシングルカットされていません。

いやはや、驚きです。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №531 国民性???

 

ずるずると円安が進行中ですし、資源価格の天井も未だ見えません。

 

例の如く、大企業の代弁者であられる経団連会長は「騒ぐほどの事ではない」とおっしゃいました。

 

そりゃぁそうでしょう。

 

円安の恩恵を受けるとされる大企業が多数を占める団体なのですから。

 

 

他方、市井においては値上げがぁ~と騒いでいますが、ここ数年ステルス値上げが横行してきたなか、今更という気がしないでもありません。

 

 

ただ、はっきりしている事は、円安や物価高が進んで苦しむのは中小・零細企業と我々一般消費者という事でしょう。

 

 

この国は、支配層の権威と資本家層が守られ潤えばそれでいいんです。

 

 

そして彼らはそれを『国益』と称します。

 

 

でも仕方ないですね。

 

TPPに働き方改革や技能実習生、なんちゃらミクスや黒〇緩和という、クソみたいな政策を結果的に支持してきたのも私たちなんですから。

 

 

更に、やる事やらずに(消費税減税やトリガー条項)、帝国主義を推し進め「痛みが増すかもしれませんが、協力をお願いします」だそうです。

 

 

時代は令和になりましたが、なんと【贅沢は敵】【欲しがりません 勝つまでは】ときました。

 

 

国民主権も基本的人権も取り上げ、戦争国家へと変貌する事が日に日に絵空事ではなくなってきているにも関わらず、お上に従順で、つつましく苦しみに耐え忍ぶ姿に、尊さを見出したがる多くの日本国民は、やっぱりマゾなんですかね?

 

 

 

“Who’s Crying Now”
(1981年)
Journey

 

オヤジK

 

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