徒然なるままに №531 国民性???

 

ずるずると円安が進行中ですし、資源価格の天井も未だ見えません。

 

例の如く、大企業の代弁者であられる経団連会長は「騒ぐほどの事ではない」とおっしゃいました。

 

そりゃぁそうでしょう。

 

円安の恩恵を受けるとされる大企業が多数を占める団体なのですから。

 

 

他方、市井においては値上げがぁ~と騒いでいますが、ここ数年ステルス値上げが横行してきたなか、今更という気がしないでもありません。

 

 

ただ、はっきりしている事は、円安や物価高が進んで苦しむのは中小・零細企業と我々一般消費者という事でしょう。

 

 

この国は、支配層の権威と資本家層が守られ潤えばそれでいいんです。

 

 

そして彼らはそれを『国益』と称します。

 

 

でも仕方ないですね。

 

TPPに働き方改革や技能実習生、なんちゃらミクスや黒〇緩和という、クソみたいな政策を結果的に支持してきたのも私たちなんですから。

 

 

更に、やる事やらずに(消費税減税やトリガー条項)、帝国主義を推し進め「痛みが増すかもしれませんが、協力をお願いします」だそうです。

 

 

時代は令和になりましたが、なんと【贅沢は敵】【欲しがりません 勝つまでは】ときました。

 

 

国民主権も基本的人権も取り上げ、戦争国家へと変貌する事が日に日に絵空事ではなくなってきているにも関わらず、お上に従順で、つつましく苦しみに耐え忍ぶ姿に、尊さを見出したがる多くの日本国民は、やっぱりマゾなんですかね?

 

 

 

“Who’s Crying Now”
(1981年)
Journey

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №528 第64回グラミー賞

 

アカデミー賞における件の騒動も収まらぬ中、先日アメリカ・ラスベガスにおいて、世界的音楽の祭典である第64回グラミー賞授賞式が開催されました。

 

主要4部門のうち、最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞を、『ブルーノ・マーズ』と『アンダーソン・パーク』のコラボユニット【シルク・ソニック】の“Leave The Door Open”が受賞しました。

 

また同時に、最優秀R&Bパフォーマンス、最優秀R&Bソングにも輝いています。

 

 

この曲は、往年のソウルミュージックファンには懐かしく、そして若者世代にはちょっぴり古めかしいけど新鮮に感じる、70年代のフィリーソウルを想起させるメロウでシルキーなナンバーです。

 

Official Videoもアップされてますが、今日は昨年開かれた【BET Awards】におけるパフォーマンス動画をお届けします。

 

 

 “Leave The Door Open”
(Live from the BET Awards)

Silk Sonic
(Bruno Mars, Anderson Paak)

 

 

ブルーノファンの私にはとても嬉しいニュースなのですが、本邦メディアの扱いは寂しい限りです。

 

いっぽう『BTS』に関しては、受賞を逃した事、ルイ・ヴィトンファッションやライブパフォーマンス等が嬉々として報じられ、相も変わらずちょっと変だよなぁと感じるのは私だけですか?

 

 

ところで、本邦に於けるアカデミー賞やレコード大賞は、大手映画会社や芸能事務所の持ち回りによる出来レースと揶揄されていますが、本家はどうなんでしょうねwww

 

 

あっ、クラシック部門で日本人アーティストが参加した楽曲や、インストゥルメンタル部門で日本のゲームBGMのアレンジヴァージョンも受賞してましたね。

 

おめでとうございます!

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №526 Mercy Mercy Me (The Ecology)

 

『マーヴィン・ゲイ』が非業の死をとげてから今日で38年。

 

昨今、【SDGs】やら【カーボンニュートラル】やら、商業主義を隠したプロパガンダ的キャッチをよく耳にしますが、50年も前に彼は地球環境の汚染を憂いて、こんな曲を書いています。

 

 

Marvin Gaye
(1971年)

 

 

『Michael McDonald』『Robert Palmer』『Boyz II Men』他、数多くのアーティストによってカヴァーされています。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №524 電力逼迫

 

先日首都圏の電力逼迫が大きく報じられました。

 

節電要請があちこちからアナウンスされましたが、使い方によってはエアコンより電力消費量が大きいとされるテレビについて、放送を停止する選択肢はなかったのでしょうか?

 

それに、国会や議員事務所は節電に協力したんでしょうかね?

 

西日本からの電力融通でも足りなくなる可能性があったようですが、周波数変換所の容量不足もその一因だったはずです。

 

11年前の震災を契機に、容量の大きな変換所を新設するという話はどうなったのでしょうか。

 

そもそも狭い島国なのに、東と西で商用電源周波数がいまだ統一できないのは何故なんでしょうね。

 

 

すくなくとも、やれ原発再稼働や新設という前に手立てはいくらでもあると思うのは、素人の浅知恵でしょうか?

 

 

 

“Tragedy”
邦題:哀愁のトラジディ
(1979年)
Bee Gees

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №521 セロトニン

 

皆さん【セロトニン】って、ご存知ですか?

 

 

【セロトニン】とは【ノルアドレナリン】【ドーパミン】とならぶ三大神経伝達物質の事で、別名【幸せホルモン】と呼ばれているそうです。

 

日々の生活において、増えたり減ったりするらしく、疲れやストレスによって減る一方、入浴・運動・日光浴などで増えるそうです。

 

 

また、【セロトニン】はSS・SL・LLの3つの型に分類されるそうですが、SSは不安に対して過度に反応し、LLはうまく乗り越え、SLはその中間だそうです。

 

つまり、LL型の人ほど楽観的なのでしょう。

 

んで、僕等日本人の特性として、SS型の人が多くを占めるらしく、LL型の人はおよそ3%ほどと言われています。

 

因みにアメリカ人は32%らしいです。

 

また、【セロトニン】を増やすには、肉(タンパク質)を積極的に摂取することも効果的だとか。

 

因みに、先日こんな記事が出てました。

 

「肉を食べまくる老人」ほど幸せで長生きする理由(東洋経済)

 

 

真偽のほどは保証できかねますが、興味のある方は是非お試しあれ!

 

 

 

“La Bamba”
(1987年)
Los Lobos

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №519 反戦

 

幾つかのメディアでも報じられていますが、先週18日深夜【村上RADIO】特別番組が緊急オンエアーされました。

 

聴取された方はいらっしゃいますか?

 

【村上RADIO】とは、『村上春樹』氏自らディレクター兼DJを務める番組です。

 

 

村上RADIO 戦争をやめさせるための音楽

 

 

番組で紹介された曲の中から、今日は“WAR”をお届けします。

 

 

(以下、上記WEBページより引用)

 

CBS/SONYエドウィン・スターのヒットさせた痛切な反戦ソング「WAR(黒い戦争)」を、ブルース・スプリングスティーンがライブで歌います。1985年、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムでの録音です。

凄い歌詞ですよね。危うくヴェトナムに送られるところだったスプリングスティーンは、この曲を歌い始める前に、実感を込めて若い聴衆に語りかけます。彼のニュージャージー時代の友だちの多くは徴兵されて、ヴェトナムで命を落としています。そのことを彼は深く悔やんでいます。

 

(動画0:50過ぎから)

「おれたちが育った1960年代、毎晩のようにテレビで戦争を見て育った。友人たちも戦争に巻き込まれた……で、ここにいる若い人たちみんなに、この歌を聴いてもらいたいんだ。とりわけ十代の人たちにね。おれのたくさんの友だち、よく覚えているよ。みんなまだ17か18で、その頃おれたちはまだ、世の中の多くのことがよくわかっていなかった。そういうのを学ぶ機会すら持てなかったんだ。で、次の戦争があったら、彼らはきみたちのことをきっと見守っているだろうし、そのとききみたちは、自分がほんとに何をやりたいのか、それをしっかり知っておかなくちゃならない。なぜなら1985年の今、指導者とかそういう連中に黙って従っていたら、きみたち死んじゃうぜ。

 

(動画2:05過ぎ)

おれが今話しているのは (What I’m talking about is)……

 

そして“WAR”という曲の冒頭になります

 

 

“WAR”
邦題:黒い戦争
(1985年)
Bruce Springsteen

 

 

 

オリジナルはこちら

 

Edwin Starr
(1970年)

 

 

 

絶対安全圏に居る老人たちが始める戦争で、真っ先に犠牲になるのは若者たち。

 

そして多くの罪のない人たちの人生を奪い、悲しみと憎しみと絶望を残していく。

 

 

オヤジK

 

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徒然なるままに 【再掲】 №311 あの日を忘れない

 

あの日も金曜日でした。

 

 

 

あの震災をきっかけに、詩人『金子みすゞ』を知りました。

 

多くの人がこの詩(CM)に癒され、また人とのつながりや絆について改めて考えさせられたのではないでしょうか。

 

 

 

(以下2021年3月11日掲載記事です)

 

天災や人災等、どんなに備えていても、どんなに用心していても避けられない事はあります。

 

たった今、見送った人とまた笑顔で会える保証はどこにもないのです。

 

そして、別れは必ずやってきます。

 

後悔しない為にも、大切な人・愛しい人へは、いつもちゃんと言葉にしておきたいものです。

 

 

瞳をとじて
(2013年)
絢香

 

 

 

「あの日を忘れない」というキャッチはあちこちで見聞きしますが、あの震災に限らず、忘れてはいけない、語り継がなかければいけない事は他にもまだたくさんあります。

 

復興の名のもと、10年の月日が流れました。

 

そして今、世界中を襲っているパンデミックは、いままで当たり前だった人との交流や経済活動等を、ことをことごとく止めてしまいました。

 

常識的に考えれば、皆パンデミック以前の生活を取り戻そうとするのですが、そうではなく、大きく変わるチャンスではないでしょうか?

 

科学・経済・政治・環境等複雑に絡み合った問題を、多角的な視点から考えなおす必要があると思うのです。

 

社会の矛盾と歪は、そろそろ限界が近いと思えてなりません。

 

 

“Man In The Mirror”
(1988年)
Michael Jackson

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №513 危ういやつら

 

個々人の価値観や考え方はまちまちですし、一部に挑発的で先鋭的且つ偏狭的な考えをお持ちの方がいらっしゃるのも理解しています。

 

それはそれと切り分けて物事を眺めてはいますが、権力サイドの方々はくれぐれも慎重であっていただきたいと思うわけです。

 

 

今世界を揺るがしているロシアによる軍事侵略について、

 

「ウクライナが核兵器を放棄していなければ、今回の事態は起きなかった。」

「よって、日本も核を保有もしくは共有(ニュークリア シェアリング)すべきであり、今こそ議論を進めるべきではないか」

 

 

等と、あの元首相やコメンテーターの仮面を被った声の大きな政治屋、そして彼らの取り巻きの方々が次々に発言しています。

 

 

ひとつの選択肢としてそういった考えもわからなくもないのですが、仮に核兵器があれば軍事進攻が起こらないというのであれば、持っているかもしれないと理由で攻められたイラクはどうなの?と思ったりするわけです。

 

また、北朝鮮が核やミサイルを持っているから攻められないというのは、単に後ろに中国が控えているからと考えるのが妥当でしょう。

 

 

核兵器による抑止力を全面的に否定するものではありませんが、日本が歩んできた歴史を鑑みるに、熟慮を欠いた短絡的で扇動的な発言は厳に慎んでいただきたいものです。

 

 

また、【非核三原則】は古い昭和の考えであり、現状にあっていない等ともおっしゃっているようですが、実質的な核保有国とも言えるここ日本において、殊更中露や北朝鮮を刺激し、緊張や不安定な状況に拍車をかけるような発言はいかがなものかと思うのです。

 

 

 

ただ、全くもって議論すら容認しないというスタンスではありません。

 

 

しかしながら、この国の権力者たちが持ち出すセンシティブな議論とは、でっち上げの逸話をあたかも多数であるかのごとく得意満面に披露したり、論点をずらし話をすり替え、同じことを繰り返し発言することが丁寧な説明であり、一定の時間を費やせば議論は尽くされたと数の力で押し切ろうとする、なんとも議論とは程遠いものであることは、昨今の国会論戦をみれば明白です。

 

 

こんな事を書くと、オマエの頭はお花畑か?とか左か?とか赤か?等と非難されそうですが、争いごとは当事者双方の主張が食い違うところから始まるわけで、自説だけが正義だ!という一方的な論考には異を唱えたいと思う訳です。

 

 

政治とは緊張を煽ったりせず、対立する利害を調整する為にあり、絶対安全圏にいながらにして、政治家個人の悲願達成の為に、熟慮を欠いた自説を吹聴して回るものではないはずです。

 

 

また、平時に慎重な議論の場を設けるならまだしも、パンデミックや世界情勢により非日常的な空気が溢れ、人々の心が何かと不安定なこの時期に、憲法や核に関する議論はすべきではないと考えます。

 

 

ファシズムとは民衆の恐怖と不安を煽って、コントロールしようとするのです。

 

 

 

【戦争屋】の看板を隠している【政治屋】どもが、この国の中枢に巣くってそれなりに力をもっている今の日本って、かなりヤバくね?

 

また、そういった危うい連中の発言を無批判で大量に垂れ流す、国営放送やお台場テレビグループ、大手町新聞等のマスメディアも、ある意味同じ穴のムジナやなぁ。

 

 

 

 

“The War Song”
(1984年)
Culture Club

 

 

曲の後半で“No more War,No more War”と繰り返していますが、こっそり日本語で♪センソー ハンタイとも歌ってますよ^^

 

オヤジK

 

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