ちょっとブレイク vol.3 【熟年】

 

熟年の定義はよくわからないが、間違いなく僕らは熟年である。

 

熟女・美熟女・美魔女とは言うが、熟男等とは言わない。何故だろう?昭和なら田村正和、平成なら高見沢俊彦とそれなりに艶のあるいい男はいたし、僕らと同級の唐沢寿明やちょっと年下の江口洋介は美熟男に該当すると思うのだが・・・

 

熟した後は腐るだけかもしれない。の一文字がつくかどうかはともかく、できる事なら一日でも長く、熟したままでいたいと願う今日この頃である。

 

巷では、「人生100年時代」というキャッチが定着したようだが、やや恣意的な思惑が見え隠れして、個人的には懐疑的である。

 

だが、今回そのことは置いておきたい。

 

このキャッチを前提に考えると、僕ら55歳(56歳)は、まだ人生の折り返し地点を過ぎたばかりである。

とはいえ、ここ数年あちこちガタがきて滅入ってしまう事が多くなった。視力・筋力・食欲・性欲(滝汗)等、明らかに低下している。

きっと腐る前のサインなのかもしれない。

 

いきなりだが、全国津々浦々チャリ???で走り回っている希代のプレイボーイ日野正平は御年70歳である。我らが永遠のヒーロー永ちゃんも、あの篠原涼子を射止めた市村正親も70歳だ。

きっと彼らもカメラが回っていないところでは、ヨレヨレの時間があるに違いない。仮にそうであっても、彼らのようにカッコよく年齢を重ねられたらと自分を鼓舞している。

 

もともと、涙もろく情けない男なのだが、最近特に涙腺がもろくなったようだ。映画・ドラマ・音楽等に影響され、ボロボロと涙することが多い。

 

映画【ボヘミアンラプソディー】では冒頭から涙があふれ、エンドロールが流れる頃には、もうグシャグシャ。映画を観たいのか、泣きたいから観に行くのか、わからなかったが(滝汗)、なんと8回も足を運んでしまった。

 

 

昨年地上波でオンエアされたドラマ【義母と娘のブルース】でも、エンディングテーマ【アイノカタチ】が流れ出すと、ティッシュペーパーを箱ごと膝に抱えていた。もし妻や子供がいたら恥ずかしくてとても見せられない情けない姿だが、やもめオヤジだから気にしない。

 

 

また【玉置浩二】のコンサートでは、ハンカチで目頭を押さえる女性達に交じって、「雨」「行かないで」「フレンド」を聴きながら、独りうつむいて鼻水をすすっていた。きっと隣に座っていたお姉さま方は気持ち悪かったに違いない。

 

 

私だけかもしれないが、これも熟年なんだからと自分自身を納得させている。

色んな経験を積み重ね、苦難を乗り越えてきた(乗り越えようとしている)からこそ、熟年真っただ中の今がある。

 

【スガシカオ】の「Progress

 

 

あの頃思い描いた理想の自分にはなれなかったけれど、それでも前を向いて歩を進めようという歌詞を噛みしめ、また明日も頑張ってみようと思う。

 

何やらとりとめのない話になってしまった。

10月13日(日)期待と不安を胸に秘め、足を運んでくれる同窓生の笑顔を思い浮かべながら、パシリ担当Kの独り言を〆たい。

 

コメント (2)

ちょっとブレイク vol.2 【明洞】

 

ありがたいことに、vol 2も楽しみにしていますというコメントをいただいた

しかし、文才の無い私が投稿記事を書き続けるには、余りにもハードルが高すぎる。

そこで、思いついたのが俗に言うパクリである。

ネット上にあふれるブログや食レポを読み漁り、アイデアを拝借し書き上げた。

その為、前回とは大きく文体が異なっていることはご容赦いただきたい。

 

というわけで【食いしん坊オヤジK】の食べある記である

年齢を重ねるごとに食欲は徐々に減退していくらしい。

かく言う私もご多分に漏れず、ここ数年、一度に食べる食事の量がはっきりわかるほど少なくなってしまった。

これだけであれば、徐々に痩せていくはずだが、そうは問屋が卸さない。

基礎代謝なるものも落ちていき、一日に必要な総カロリーは加齢とともに落ちていく。

筋トレや有酸素運動等、積極的に体を動かそうと努力をしない限り、オヤジの代名詞とも言える余計な腹巻を纏う事になってしまう。

また、若かったころは、事あるごとに肉を欲したものであるが、ここ数年、焼肉・ステーキ・すき焼き屋に足を運んでいない。

肉より魚に食指が動く今日この頃である。

 

それはさておき、韓国料理屋に行ってきた。人生初である。

韓国ドラマやグルメが注目され始めてかれこれ十数年は立つはずである。

食いしん坊のくせにやや保守的な指向が災いしてか、足を踏み入れてこなかったことに、後悔しきりである。

 

はっきり言ってツボにはまってしまった。

 

お邪魔したのは韓国家庭料理処【明洞】

今回もN君の紹介である。

なんでも、ミシュラン掲載店らしい。

あいにくの雨模様にも関わらず、店内は週末という事もあってか、満席である。

 

 

お通し・オイキムチから始まって、海鮮チヂミ・デジカルビにチャプチェ、締めにスントゥブチゲまで平らげてしまった。

韓国3大銘酒なるものも紹介されていたが、下戸の私には関係ない。

まだまだ、老いとは無縁なのでは?と勘違いしてしまいそうな量を、3杯のウーロン茶とともに平らげてしまった(爆)

初心者の私にとって、韓国料理とはキムチと焼肉くらいしか思い浮かばなかったのだが、店主であるママから色々と教わった。

デジとは豚を意味するとか、オイとはキュウリ、チゲとは韓国の鍋料理の事らしい。

何度か耳にしたことのあるサムギョプサルも興味をそそられたが、次回以降の楽しみに取っておきたい。

 

チャプチェはメジャーな逸品であるが故、この日は用意していた量がほぼ出尽くし、通常よりやや少なめらしいのだが、およそ半額で提供してもらった。

こうやって正直に言ってもらいサービスされるとやはり嬉しいものだ。

勿論、絶品である。

 

 

厨房はオープンキッチンである。

ほぼすべての料理をママ一人でまかなっていた。
チゲの仕上げにきちんと味見をしてくれている。

因みにママも僕らと同級生(1964年2月生)だ。

人気店になり店舗展開を始めると、店主以外の職人やアルバイトが仕事を任されるようになるが、個人的に店舗展開することなく、店主が包丁を握っている店をひいきにしてきた。

間違いなくこの店もお気に入りの一軒になりそうである。

カウンター8席と小上がりのテーブル席が3卓
ちょっとした宴会にも利用できそうだ。

因みに店主お勧めの「おまかせ料理(7品 3000円)」は前日までの要予約。

食べ過ぎたせいか、睡魔が襲ってきた。

このまま摂取カロリーを消費することなく、ダウンしそうである。

まだまだお腹周りの成長は止まりそうもない(滝汗)

 

 

韓国家庭料理処【明洞】
佐賀市駅南本町4-24
0952-77-9138
18:00から22:30(OS)
定休日:日曜 第2・4月曜

コメント (2)

ちょっとブレイク vol.1 【万菜 ゆな奈】

今回は同窓会とほとんど関係のない食いしん坊オヤジKの食べ歩きレポートを
興味のない方はスルーしてください(爆)
万菜【ゆな奈】
佐賀市中央本町10-4
080-2793-7001
18:30~23:30

定休日 日曜祝日

根っからの食いしん坊なので、「お勧めですよ」と言われれば、気になって仕方
がないタイプです
おかげで毎年パンツのサイズアップに頭を抱え、血圧・尿酸値・中性脂肪の文字に敏感な今日この頃
アルコールが全くダメな食いしん坊と言えば「深夜の飯テロリスト」の異名をとる【孤独のグルメ】主人公の五郎さんですが、まさに井之頭五郎を地でいく男やもめのKです笑笑

昨晩、佐賀神社そばにある小料理【ゆなな】へ伺いました。

ほっこりした家庭料理を大皿料理から選べるシステムです
基本料金3,000円かな???
飲み物は別途
日本酒や焼酎にワイン等品揃えは吞兵衛の連れが唸るほど
連れと2人、日本酒グラス2杯とウーロン茶3杯、それに女将お任せで料理を10品?ほどいただいて8,000円ほどでした
料理は女将が野菜中心の素材を丁寧にしこんだ おばんざい
お通しから一品ずつ撮影していたのですが、あまりの美味しさに途中で忘れてしまい、掲載した写真は胃袋に収まった全品ではありません・・・

 

野菜中心とはいえ、極端な菜食ではなく、野菜嫌いの方にもお勧めです。

妙齢な女将(個人的にタイプです ハイ)目当てに、【相棒】の右京さんを気取って通い詰めたいところですが、県外在住の私はちょっと無理ですね 残念

カウンター8席と小さなテーブル席だけなので、大人数は無理ですが、気の置けない友と一緒にいかがでしょう
紹介してくれたÑくんありがとう
ご馳走様でした
食いしん坊オヤジK
コメント (2)