徒然なるままに №413 寂寥感(せきりょうかん)

 

『映像の世紀』
(今週再放送しています)

 

過去に一度観ましたが、あらためて人類のおかしてきた愚かさに対して、言いようのない寂寥感が広がってしまいました。

 

 

んで、本日のお題?はこちら

 

「これまで入院治療観察が原則だった一部の中等症患者を宿泊・自宅療養とする」

 

(画像:安川康介氏)

(出典:厚労省)

 

これって公式に医療崩壊(医療リソースの限界突破)を認め、体のいいように繕った、棄民・選民政策だと思うのです。

 

指定感染症の枠組みや国民皆保険制度を逸脱しているのではないでしょうか。

 

重症化したら速やかに入院っておっしゃってますが、これって気管挿管やECMOが必要になったらってことですか?

 

重症化リスクが高いとか低いとか基準は何なんでしょう?また恣意的運用枠や特例適用の為ですか?

 

入院調整中の人数が数千人いて、救急搬送困難事例が発生している段階で、狙って入院させない方針ってどうなの?

 

とてもドヤ顔で発表できる内容ではないと思うのですが。

 

 

先手先手の対策を講じていくとおっしゃっていましたが、実は「自分でなんとかしろ」というオチだったようで。

 

それも、自宅療養ではなく、実質自宅放置ということなんでしょう

 

(NHKニュースウォッチ9より)

 

市中医療に影響は無いという根拠なき暴論のもとに、東京運動会を開催したのですから、医療リソースの危機を理由に方針を変更するのであれば中止しなければならないのでは?

 

運動会開催が直接の要因になったかどうかを問わず。

 

 

「運動会やってよかった」

 

「アスリートの健闘に感激」

 

「日本凄い」

 

「メダル獲得おめでとう」

 

なんて浮かれている場合じゃないでしょうよ。

 

 

対岸の火事等と傍観しているうちに、地方都市は時間差で、大都市圏と同じ状況に陥るのかもしれません。

 

それでも、お友達やお仲間、上級国民の方々は優先され即時入院できるのでしょう。

 

 

政府や知事会からは、県境をまたぐ移動はしないで!とか、帰省は控えてとお達しがでましたが、【高校野球】はやっちゃうの?生徒や保護者、学校関係者が大挙して移動すると思うんですが。そこは問題ないのかなぁ。朝日新聞さんどうななの?

 

そういえば全国高校総体もやっていますよね。

 

 

きっと、立ち位置が違う方々からすれば、「おまえ、ごちゃごちゃと何言ってんの?」って罵られるのかもしれません。

 

そして、最悪の場合、私のような偏屈小市民オヤジは怒りと後悔を抱えたまま、ひとりの部屋でくたばっていくんでしょう。

 

あぁ~あ、まさに寂寥感でいっぱい

 

 

 

余りに美しく、そして切ないメロディーと詩を『スティング』が情感タップリに歌い上げています。

 

“Angel Eyes”
(1995年)
Sting

 

オリジナルはマッド・デニス(1946年)です。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №394 夢と目覚め

 

最近よく夢を見ます。

 

 

妖しげな夢、悲惨な夢等が多く、あまりハッピーな夢はありません・・・

 

 

“Desert Rose”
(1999年)
Sting

 

 

また、眠りにつくとき「明日目を覚ますことができるかな?」とか、目覚めた時「あっ 生きてる」と思う事が多くなりました。

 

 

“Come Morning”
(1981年)
Grover Washington, Jr.

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №376 追悼 田村正和

 

お会いしたこともなければ、お見掛けした事すらありません。熱狂的なファンだったわけでもなく、振り返ると出演作品もさほど視聴していません。

 

にもかかわらず、自分でも驚くほどショックを受けています。

 

しかも、お亡くなりになられて既にひと月半を過ぎているという二重のショックに。

 

それ程までに深く、私の心に刻み込まれていた方だったのかもしれません。

 

 

世代によって、田村さんのイメージはそれぞれだと思うのですが、個人的に【眠り狂四郎】と言えば『市川雷蔵』さんでしたし、【古畑任三郎】もあまり好きにはなれず、【ニューヨーク恋物語】や『大原麗子』さん等と共演したシリアスなラブストーリーの田村さんが好きでした。

 

岸本加世子さんのインスタグラムより

 

 

「役柄に影響するから」と、昨今はやりのプライベートを切り売りしながら話題を振りまくようなことをせず、俳優業のみを全うされた正統派のスタアだったのではないでしょうか?

 

私が観た最後の作品は、およそ5年程前に放映された、松本清張ドラマスペシャル『地方紙を買う女』でした。

 

滑舌と声量の衰えが激しく、少なからず淋しさを感じた事が思い出されます。

 

後に「やり切った」「静かに死にたい」という発言が報じられていましましたが、ご自分なりに引き際の美学を貫かれたのでしょう。

 

キザな役柄を演じても決して嫌味にならない、文字通りのダンディー・伊達男・色男を演じた孤高の名優だったと思います。

 

 

多くの夢をありがとうございました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

影響を受けた著名人の訃報に触れる度、少しずつ自分自身の終幕が近づきつつある事を感じる今日この頃。

 

感傷的になっているこんな日は、珠玉のバラードを聴きながら独り静かにすごしたいものです。

 

“Shape of My Heart”
(1993年)
Sting

 

『ナタリー・ポートマン』『ジャン・レノ』『ゲイリー・オールドマン』が出演し、1994年に公開された不朽の名作【レオン】のエンディング挿入歌であり、『スティング』の代表作のひとつです。

 

オヤジK

 

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ちょっとブレイク vol.152 Every breath you take(1983年)

皆さんご存知
今日はホワイトデー

 

邦題は『みつめていたい』

 

作者であるスティングの思いとは裏腹に

ロマンティックなラブソングとして

世界中で愛されています

 

 

《おまけ》

【アリー my LOVE】
ロバート・ダウニー・Jrとスティングの共演シーン

 

ハリソン・フォードのお嫁ちゃんになっちゃったけど

アリー役を演じた

【キャリスタ・フロックハート】

大好きでした

 

パシリK

 

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