徒然なるままに №517 ワクチン

 

今日は【コロナワクチン】についての私見を少しばかり述べたいと思います。

 

 

念のため申し上げますが、【コロナは陰謀】やら【反ワクチン】を声高に叫ぶ一部の狂信的な人たちとは一切関りもありませんし、彼らの言動を支持するものではありません。

 

 

 

さて、3回目の接種率が伸び悩んでいると報じられていますが、そうだろうなぁと思う訳です。

 

 

ワクチン接種によって、感染・発症しないわけではないですし、今は重症化率が低いととされるオミクロン株の蔓延が中心なのですから。

 

 

昨年は、公私共にワクチン接種を拒否する事によるデメリットが幾つもあったために、致し方なく2回接種しました。

 

 

全く気乗りしないのですが、3回目も打つことになると思います。

 

 

政府は今夏にも4回目接種を始めたがっていますが、そろそろこの国における【同調圧力】とやらはなんとかして欲しいと思うのです。

 

 

 

ワクチンは健康体に異物を直接注入する訳で、本来であれば十分な治験データが出揃ってから実施されるべきものです。

 

 

インフルエンザワクチンはもう何十年も行われていますので、それなりにその後のデータもあります(それでも、私は数十年接種していません)

 

 

しかし、コロナワクチンはいまだ治験段階にすぎませんし、現時点において、その後どうなったかは積極的には公表されていません。

 

 

数年後、あの時あんなもの打たなきゃよかったとならない事を願うばかりです。

 

 

 

ら・ら・ら
(1995年)
大黒摩季

 

オヤジK

 

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徒然なるままに 【再掲】 №311 あの日を忘れない

 

あの日も金曜日でした。

 

 

 

あの震災をきっかけに、詩人『金子みすゞ』を知りました。

 

多くの人がこの詩(CM)に癒され、また人とのつながりや絆について改めて考えさせられたのではないでしょうか。

 

 

 

(以下2021年3月11日掲載記事です)

 

天災や人災等、どんなに備えていても、どんなに用心していても避けられない事はあります。

 

たった今、見送った人とまた笑顔で会える保証はどこにもないのです。

 

そして、別れは必ずやってきます。

 

後悔しない為にも、大切な人・愛しい人へは、いつもちゃんと言葉にしておきたいものです。

 

 

瞳をとじて
(2013年)
絢香

 

 

 

「あの日を忘れない」というキャッチはあちこちで見聞きしますが、あの震災に限らず、忘れてはいけない、語り継がなかければいけない事は他にもまだたくさんあります。

 

復興の名のもと、10年の月日が流れました。

 

そして今、世界中を襲っているパンデミックは、いままで当たり前だった人との交流や経済活動等を、ことをことごとく止めてしまいました。

 

常識的に考えれば、皆パンデミック以前の生活を取り戻そうとするのですが、そうではなく、大きく変わるチャンスではないでしょうか?

 

科学・経済・政治・環境等複雑に絡み合った問題を、多角的な視点から考えなおす必要があると思うのです。

 

社会の矛盾と歪は、そろそろ限界が近いと思えてなりません。

 

 

“Man In The Mirror”
(1988年)
Michael Jackson

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №514 ユヴァル・ノア・ハラリ

 

2年程前にも記事内で彼の言葉を引用させていただいたことがありますが、【サピエンス全史】の著者であり、世界的な歴史学者・哲学者である『ユヴァル・ノア・ハラリ』氏が、英・ガーディアン紙に緊急寄稿しました。

 

 

今回翻訳された全文が公開されましたので、よろしければご覧ください。

 

 

『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、ウクライナ侵攻を受けてガーディアン紙に緊急寄稿。全文公開!

 

 

 

今に始まった事ではありませんが今回も御多分に洩れず、テレビやネットではバイアスがかかったいい加減でテキトーなコメントが溢れかえっています。

 

現代における【知の巨人】と称される彼が今どのように考えているのか、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。(彼の論考がすべて正しいと言っているわけではありません)

 

 

 

“Imagine”
(1988年)
忌野清志郎

 

 

 

いつもの癖で冷めた目線で見ている【サステナブル】や【SDGs】なんですが、声高に喧伝している企業や組織が反戦メッセージひとつも出せないって、何なんでしょうね。

 

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №513 危ういやつら

 

個々人の価値観や考え方はまちまちですし、一部に挑発的で先鋭的且つ偏狭的な考えをお持ちの方がいらっしゃるのも理解しています。

 

それはそれと切り分けて物事を眺めてはいますが、権力サイドの方々はくれぐれも慎重であっていただきたいと思うわけです。

 

 

今世界を揺るがしているロシアによる軍事侵略について、

 

「ウクライナが核兵器を放棄していなければ、今回の事態は起きなかった。」

「よって、日本も核を保有もしくは共有(ニュークリア シェアリング)すべきであり、今こそ議論を進めるべきではないか」

 

 

等と、あの元首相やコメンテーターの仮面を被った声の大きな政治屋、そして彼らの取り巻きの方々が次々に発言しています。

 

 

ひとつの選択肢としてそういった考えもわからなくもないのですが、仮に核兵器があれば軍事進攻が起こらないというのであれば、持っているかもしれないと理由で攻められたイラクはどうなの?と思ったりするわけです。

 

また、北朝鮮が核やミサイルを持っているから攻められないというのは、単に後ろに中国が控えているからと考えるのが妥当でしょう。

 

 

核兵器による抑止力を全面的に否定するものではありませんが、日本が歩んできた歴史を鑑みるに、熟慮を欠いた短絡的で扇動的な発言は厳に慎んでいただきたいものです。

 

 

また、【非核三原則】は古い昭和の考えであり、現状にあっていない等ともおっしゃっているようですが、実質的な核保有国とも言えるここ日本において、殊更中露や北朝鮮を刺激し、緊張や不安定な状況に拍車をかけるような発言はいかがなものかと思うのです。

 

 

 

ただ、全くもって議論すら容認しないというスタンスではありません。

 

 

しかしながら、この国の権力者たちが持ち出すセンシティブな議論とは、でっち上げの逸話をあたかも多数であるかのごとく得意満面に披露したり、論点をずらし話をすり替え、同じことを繰り返し発言することが丁寧な説明であり、一定の時間を費やせば議論は尽くされたと数の力で押し切ろうとする、なんとも議論とは程遠いものであることは、昨今の国会論戦をみれば明白です。

 

 

こんな事を書くと、オマエの頭はお花畑か?とか左か?とか赤か?等と非難されそうですが、争いごとは当事者双方の主張が食い違うところから始まるわけで、自説だけが正義だ!という一方的な論考には異を唱えたいと思う訳です。

 

 

政治とは緊張を煽ったりせず、対立する利害を調整する為にあり、絶対安全圏にいながらにして、政治家個人の悲願達成の為に、熟慮を欠いた自説を吹聴して回るものではないはずです。

 

 

また、平時に慎重な議論の場を設けるならまだしも、パンデミックや世界情勢により非日常的な空気が溢れ、人々の心が何かと不安定なこの時期に、憲法や核に関する議論はすべきではないと考えます。

 

 

ファシズムとは民衆の恐怖と不安を煽って、コントロールしようとするのです。

 

 

 

【戦争屋】の看板を隠している【政治屋】どもが、この国の中枢に巣くってそれなりに力をもっている今の日本って、かなりヤバくね?

 

また、そういった危うい連中の発言を無批判で大量に垂れ流す、国営放送やお台場テレビグループ、大手町新聞等のマスメディアも、ある意味同じ穴のムジナやなぁ。

 

 

 

 

“The War Song”
(1984年)
Culture Club

 

 

曲の後半で“No more War,No more War”と繰り返していますが、こっそり日本語で♪センソー ハンタイとも歌ってますよ^^

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №512 あさま山荘事件

 

50年前の今日、多くの人々がブラウン管に映し出される、クレーンに吊り下げられた巨大な鉄球が建物を破壊する映像に釘付けになりました。

 

半世紀の時を経て、過激派なる集団は絶滅危惧種となりましたが、代わって大声で恫喝する集団が力を持ち始め、個々人レベルでは心の奥底でいつも攻撃する相手を探している人々が、そこかしこに潜んでいるような、そんな殺伐とした世界に変貌してしまったように思えてなりません。

 

 

“Heartache Tonight”
(1979年)
EAGLES

 

 

今月もお疲れ様でした。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №509 繰り返す

 

『君と僕は同じ未来を見ている。ゴールまでふたりで一緒に駆け抜けようではありませんか』とおっしゃったあの元首相は、【ピアノを弾いてみました】とはしゃいでおられますが、何かメッセージでも送ったんですかね?

 

確か【外交の〇〇】と持ち上げられていたと思うのですが。

 

 

ウラジミールさんがおっしゃっている、「他国の脅威から自国民を守る自衛の戦争」とか「他に手段がなかった」って、最近ここ日本の政治論争の場でもちょくちょく耳にしているような・・・

 

 

 

それはさておき、民族・言語・宗教・エネルギーが絡むと、ありきたりの正義などはゴミみたいなものということを改めて思い知らされています。

 

つまるところ、平和条約・安保条約なんてものも・・・

 

それは、歴史が物語っています。

 

今回は超大国が絡んでいますので、世界的に大きなニュースになっているのですが、中東や南米、アフリカなどでは、日常となっている問題です。

 

平和を願う気持ちは誰もが持っているはずなんですが、改めて人類の愚かさをまざまざと見せつけられています。

 

 

“Love train”
(2009年)
Rod Stewart

 

 

さぁ 世界のみんな手を取り合って!!と平和を呼びかけている“Love train”は、1973年全米1位になった『The O’Jays』の曲です。

 

映画【オデッセイ】(2015年・マット・デイモン)で挿入歌にもなっていますし、あのブリティッシュロックの大御所バンドもカヴァーしています。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №506 絵空事

 

巷で話題の【Beijing2022】も、明後日閉幕します。

 

加齢が影響しているのか、他の何かが関係しているのかよくわかりませんが、以前はあんなに楽しめたオリンピックなのですが、なんとも冷めた日々を送ってしまいました。

 

 

オリンピックといえば、昨年東京運動会組織委員会の元会長による女性差別発言が問題となって辞任に追い込まれ、その後あのお飾り女性会長が誕生しました。

 

また、委員会メンバーも急遽多くの女性が登用されましたが、定められた『ガバナンスコード』を充たすだけの数あわせに過ぎなかった事は明白でした。

 

 

 

以下のツイートをご覧ください。

これは、一週間前に経産省が投稿したものです。

 

 

このツイートに対して、安東量子さん(@ando_ryoko)等が未だ根深い女性軽視について問題提起をしました。

 

 

「福島の皆さまから」となっていますが、「福島の男性の皆さまから」の間違いでしょうし、意識せずに「皆さま」を集めるとこうなるという見本ですね。

 

 

私が思うに、公的には【女性活躍】とか、【ジェンダー平等】等と掲げていますが、既得権益を手放したくないご高齢の男性諸氏にとっては、やってる感を演出する為の、お飾りにしかすぎない事を如実に物語っているいい事例だと思うのです。

 

そもそも、一部保守系議員が唱える【伝統的家族観】なるものが出てくる時点で、なんだかなぁという気持ちでいっぱいなのですが。

 

 

“WOMAN”
(1980年)
John Lennon

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №505 謙虚でありたい

 

半世紀ほど前ティーンエイジャーだった私は、自己卑下と尊大さの両極を行ったり来たりしていました。

 

 

「あんな奴らなんか」

「好きに生きて何が悪い」

「僕なんかどうせ・・・」

「楽しい事なんて何もない」

等々

 

 

こういった思考パターンから抜け出すには、相応の時間を必要としました。

 

 

 

ところが、将棋ファンだけにとどまらず多くの国民に注目されているあの方は、まだ19歳にも関わらずこうおっしゃいました。

 

 

【藤井聡太5冠、王将戦第4局対局直後のコメントより】

「自分の実力を考えると、これまでは全く出来過ぎな結果かなと思います。今後、なんとか立場に見合う実力を付けていけたらと思います。」

 

 

将棋の実力についてここでどうこう言うまでもないのですが、この謙虚な姿勢に今回もまた感服しました。

 

 

老い先短い等というつもりはありませんんが、承認欲求の塊と化した暴走老人になることなく、常に謙虚でありたいと心に刻んだオヤジKでした。

 

 

 

“Grease”
(1978年)
Frankie Valli

 

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徒然なるままに №503 凄い!

 

個人的にはあまり関心が無いのですが、【Beijing2022】において、自らの限界に果敢に挑戦した羽生さんや、ジャッジに対する怒りをバネに金メダルに輝いた平野さん等、日本人選手の活躍が日々報じられています。

 

純粋にそしてひたむきに努力を積み重ねてきた彼らの姿に感動した人も多い事でしょう。

 

 

また、世界を相手にしているわけではありませんが、将棋界における史上最年少5冠に挑戦中の藤井さんも目が離せません。

 

 

他にも偉業を成し遂げている人が大勢いますので、ここ数年よく耳にする【日本人凄い!】はまんざら間違いではないと思います。

 

 

が、しかし・・・

 

 

あの世界を俯瞰するに、よくもまぁここまでと思わずにはいられません。

 

 

法務大臣夫妻の選挙買収事件の記憶が新しい中、気がつげば警察組織を管轄する国家公安委員会のトップが「金は配ったが買収の意図はなかった」と臆面もなくおっしゃったとか。

 

 

『直接配ると公選法上問題があるので迂回させます。要はマネーロンダリングです』等とご丁寧に書面迄残されているようで。

 

 

いやぁホント日本って凄い!
(褒めてない)

 

 

 

オリジナルは『Freddie King(1971年)』ですが、今日は『Jeff Beck』のカヴァーをお聴きください。

 

“Going Down”
(1972年)
Jeff Beck Group

 

オヤジK

 

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