これまで度々、救急車をタクシー代わりに使う不届き者がいるという報道を目にしてきました。
こう言った報道に触れる度、呆れたものだと思っているのですが、最近は緊急走行車両が近づいてきても道を譲らないどころか、堂々と無視する輩を大勢見かけます。
それは車両だけに限らず、歩行者も。
救急搬送に付き添った経験のある方ならご理解いただけると思うのですが、救急車って思いのほか速度を出していません。
きっと、「もう少し早く走れないのか!」と歯がゆい思いをした人がほとんどではないでしょうか。
それだけ、安全に留意して搬送者を無事に医療機関へ届けようとしているわけですが、それを逆手にとって、割り込んだり無視したりする輩がいる訳です。
先日、緊急走行中の救急車とバイクの交差点内衝突事故によりバイクの運転手が死亡と報じられていましたが、自業自得やなと思ったのは私だけですかね。
もっと言えば、自業自得どころか、一刻を争うであろう救急搬送者の命すら奪いかねなかったわけです。
そして昨日、こんな報道を目にしました。
急病の男児を乗せた救急車の搬送妨害疑い 「近所迷惑やろ」窓ガラスたたくなどした会社役員逮捕 芦屋
人を呪わば・・・といいますが、敢えて言わせていただきます。
こんな輩は自分自身や家族が瀕死の状態の時に、救急車がありとあらゆる事象に拒まれ、永遠に到着しなければいいのに!と思わずにいられません。
空と君のあいだに
(1994年)
中島みゆき
オヤジK
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