徒然なるままに №250 司馬遼太郎

 

小説【翔ぶが如く】にも引用された、土佐藩主『山内豊信』が主人公の短編【酔って候】

 

この短編小説にインスパイアされて作ったとされる『柳ジョージ』の曲がこちら

 

酔って候
(1978年)
柳ジョージ&レイニーウッド

 

 

今回の年越しは、ガキ使・紅白・そば・初詣・帰省等、全て無しの引きこもりだったので、幾つかの映画とドラマを観た。

 

連続長編ドラマ【坂の上の雲】もそのひとつ。

 

およそ10年ほど前に、足掛け3年かけて放送された某国営放送渾身のドラマである。

 

私自身ドラマの描写には納得できない部分もあるし、【司馬史観】に批判的な意見があるのも承知している。

 

今だからこそ、今一度『司馬遼太郎』氏の言葉に耳を傾けたい

 

紹介した動画は、いきなり何を言い出すんだという編集になっているが、全体をとおして彼が言わんとすることにはうなずける部分が多いし、彼同様今この時代を憂いている。

 

等とボヤキつつも、相変わらず年初から食べまくっています。

 

【フレジエ・ピスターシュ】

ほんのりキルシュが絶妙

 

【ガトーピレネー】

僅かにオレンジ風味がプラスされ、とっても美味なり

 

どちらもパティスリー ル・ボータン

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №235 フランスvsドイツ

 

いただきました

 

『ガトー・ピレネー』のみを販売する【fattoria da Cosimo】

 

フランスとスペインの国境にそびえるピレネー山脈の麓の町に伝わる 伝統的な焼き菓子で、ドイツのバームクーヘンの原型とも言われてるそうです。

 

全国の有閑マダムセレブな奥様方の愛読書『婦人画報』で紹介されたこともあるようですね(全国発送可)

 

 

こちらは全国区【HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE】

 

「油脂は必ずバターを」「ベーキングパウダー・添加物使用不可」のドイツ菓子伝統製法で焼き上げられたバウムクーヘンです。

 

少々乱暴に比較すると、しっかりとした歯ごたえのガトーピレネー、そしてしっとり滑らかなバウムクーヘンという感じ。

 

どちらも大変おいしゅうございました。

 

今年はリアルな集まりが激減したせいか、挨拶がわりの届け物が多いような気がします。(周りに気を遣わずひとりでモグモグできるので、とても嬉しい!)

 

あっ、まだまだ受け付けてますよぉ~www

 

 

学生街の喫茶店
(1972年)
ガロ

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №224 フルーツ

 

『フルーツパフェ』より断然『チョコレートパフェ』派である。

 

なので、以前から気になっている『新SUN』『アニバーサリー』にはまだ行ったことがない。

 

そもそもフルーツはほとんど食べないのだが、百貨店等でその姿・形を見るとドキドキ・ワクワクする果実がいくつかある。

 

筆頭はダントツでマスクメロンだ。ただあの『生ハムメロン』とやらはいただけない(あくまでわたし的には)

 

まるで大トロの刺身を佐賀牛のローストビーフで巻いて食べるようなものだ。極上素材を掛け合わせたからと言って、美味いとは限らない(と思う)

 

まぁそんなことはどうでもいいのだが、一度でいいから最上級のマスクメロンを一玉まるごとスプーン片手にがっつり食べてみたい。

 

そして第2位はラ・フランスをはじめとする西洋梨、3位はシャインマスカットである。

 

どれもおこちゃまだった頃には聞いたことも見た事も、もちろん口にしたこともなかった高級フルーツである。

 

初体験時に驚愕し歓喜したのは今でも覚えているが、自分で購入する事はまずない。

 

今回『洋ナシの貴婦人』と称される『ル レクチエ』をいただいた。近年メジャーになった『ラ フランス』と同じ西洋梨の一品種だが、収穫量が圧倒的に少ない希少種だ。

 

 

只今、追熟(ついじゅく)中なり

 

待ち遠しいので【16区】へ行こうと思ったのだが、今季はまだ販売前?

 

ならば、【キルフェボン】か?

 

 

ジェニーはご機嫌ななめ
(1980年)
ジューシィ・フルーツ

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №223 中村哲さん

 

12月4日は中村医師の一周忌でした。

同日夕刻、時の総理大臣が忖度記者を前にして、自らの実績アピールに終始した、なれ合い原稿棒読み記者会見を行いました。

 

独断ですが、中村さんの功績はノーベル平和賞の受賞候補になってもおかしくないと思っています。

 

以下は佐賀と福岡、両県の地元紙に掲載されたコラムです。是非ご一読ください。

【中村哲さんをしのぶ(佐賀新聞)】

【国会の中村哲さん(西日本新聞)】

 

(参考)

【中村医師特別サイト(西日本新聞)】

 

 

“Don’t Let The Old Man In”
(日本語字幕付き)
Toby Keith

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №221 肉肉ならぬ牛牛

 

ここ数年福岡都市圏にて急速に店舗が増えた北九州発祥【肉肉うどん】

 

 

食べた事はないのですが、どうなんでしょう?

 

 

先日、所用で飯塚市へ出向きました。

 

 

小説・ドラマ・映画でも有名な【青春の門】の舞台でもある筑豊三都のひとつであり、「下々の皆さん!」というあいさつで有名な?麻〇さんのお膝元です。

 

 

ゴルフに熱中していた頃、飯塚周辺のゴルフ場へよく通いましたので、ある意味では馴染みの街です。

 

 

今回はおよそ20年振りの訪問でした。当然なのですが道路から眺める景色もすっかり変わっていましたね。

 

 

んで、本題の『牛牛』です。「うしうし」ではなく「ぎゅうぎゅう」

(拾い物画像)

 

 

八木山バイパス沿いではなく、【南蔵院】や【八木山展望台】がある旧道沿いの、良質な和牛を惜しみなく使った、うどんと牛丼が評判のお店です。

 

 

知人の紹介や【隠れた名店】とするネット記事などもありましたので、期待値マックスで訪問しました。

 

 

天候もすぐれない平日15時過ぎでしたので入店待ちもなく、また店内も「ぎゅうぎゅう」ではありません。

 

 

看板に大きく【うどん・牛丼】とありますので、今回は欲張って両方いっちゃいました。

 

 

まずは肉うどん

 

 

麺が隠れて見えません。肉はほろほろです。味付けもくどくなく沢山いただけそうです。ただ『肉うどん』としては、わたし的にはちょっと違うかな?という感じ。

 

 

そして、牛丼

 

 

つゆだくではありませんが、かなり美味しかったです。大盛でも軽くイケそうな感じ。

 

 

お勧めは『牛丼』ですね。

 

 

刻みネギ・天かす・紅ショウガ・七味唐辛子はお好みで。

(画像は拾い物)

 

 

ただ、残念な事もありました。

 

 

あらためて色々口コミを見てみると、私が感じた事と同様の投稿もいくつか見受けられます。

 

 

ですが、価格がお手頃なので、全体評価としては10点満点で6点くらいでしょうか。

 

 

ご馳走様でした。

 

 

織江の唄
(1981年)
山崎ハコ

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №215 ラッキー!

 

ブームの高級食パンとは一線を画す、今福岡で大注目・行列必至のパン屋に行ってきました。

【アマム ダコタン】

 

オープンして既にほぼ2年。平日でも行列店なので、ずっとご縁が無かったのですが、定休日のはずが臨時営業?していて、しかも入店待ちの行列がない!

 

この機会を逃してなるものぞ!!

 

17時過ぎでしたので、既に売り切れ?と思いつつ店内を覗くと、確かに品数は残り少なかったのですが、よだれが出そうな創作(惣菜)パンを4点購入しました。(旬の人気商品は売り切れていました)

 

フォトジェニックな店内ですので沢山撮りたかったけれど、滞留時間制限や他のお客様もいらっしゃいましたので1枚だけパチリ。

 

左上から

厚切りべーコンのモッツァレラグラタンサンド
トマトとロブシュートのロデブサンド
厚焼きオムレツのサンドイッチ
オリジナルハーブソーセージドッグ

 

見た目(インスタ等)・評判・行列に偽りはありません。

福岡在住でパン好きを公言するなら、知らなければモグリとも言われる人気ベーカリーと、街で噂のイタリアンのコラボですから、ここは是非創作(惣菜)パンを推したいと思います。

 

カフェも併設(数件隣)していますし、行列なんて気にしないという方は是非!

敢えて苦言を呈するならば、このご時世で狭い店内のオープンキッチン・オープンディスプレイはどうなの?

 

店舗名で検索すると私の陳腐な記事より詳しい食レポが沢山ヒットしますよw

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №208 街の灯り(1973年)

 

全国的に有名な【神戸ルミナリエ】は中止が決定していますが、福岡では毎年恒例の【福岡クリスマスマーケット】が始まりました。

 

*2014年撮影*

 

が、しかぁ~し

 

全国で感染拡大が鮮明になりつつある今、まだ落ち着きのある福岡とはいえ、これってどうよ?

イルミ鑑賞だけならまだしも、屋外だから、距離を取ってるから、人数制限してるから、アルコールを含む飲食等を積極的にPRして不特定多数を集めるって、なんだかなぁ。

因みに佐賀では【サガ・ライトファンタジー】が開催中です。

 

堺正章

*昭和48年紅白・白組最後の曲だったようです

 

 

北海道では道民へ向けて、札幌市と道内他地域の往来自粛を呼び掛けていますが、GO TOの制限はしないというので、道外から札幌へはどんどん行きましょうという事らしいです。

日本医師会は「感染拡大はGO TOトラベルが・・・」としたうえで「今週末は自粛しましょう」と呼び掛けていますが、政府はGO TOの制限をかけません。そして分科会は「ふんどしを締めなおしましょう」とな。

*根拠ははっきりしないとする日本医師会会長の声明は噴飯もの
*トラベルの東京追加、イート、東京・横浜ドームの実証実験、ハロウィンは感染拡大の要因としてかなり怪しい

 

政府(総理・官房長官・経済再生担当大臣他)に地方の首長、そしてなんちゃら分科会や医師会など、様々な意見を集約しとりまとめ国民に対して責任ある発言をするのはいったい誰やねん?

 

いずれにしても、結論ありきで忖度や情緒にながされる事なく、正確な(恣意的なものではない)データ(根拠)に基づいて、議論しルールを決め実行して欲しいものです。

 

ほとんど期待できんけど・・・

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №207 能古島

 

福岡で暮らし始めてもうすぐ40年になるが、出無精で人混みが嫌いな私は、足を運んだことのない観光スポットが数多くある。

【能古島】もしかり。

ハイシーズンともいえるコスモスの満開時期はピークを越えたようだが、【のこのしまアイランドパーク】はいつかは訪れてみたいと思う場所だ。

ギスギスした人間関係から解放されて、現実逃避するにはうってつけの場所かも(笑)

 

能古島の片思い
(1972年)
井上陽水

 

セカンドアルバムに収録されていましたがシングルカットされていない為、初めて耳にするひともいるかもしれません。

私を含め、当時『片思い』なるものを経験したことのある、僕ら世代のジジババにとっては陽水作品のベストと評する人もいるようです。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №204 あの日に帰りたい

 

美味しいものがたくさん食べられる街・グルメな街として度々メディアでも紹介されることが多い福岡だが、何とも【てんぷら】に関しては不毛の地である。

 

食材は豊富なのにどうしてなんだろうか?

 

ジモティーに大人気の【天婦羅処 ひらお】はリーマン時代よく通ったが(当時は【天ぷらのひらお】)、いつの間にかいつも行列のチョー人気店になってしまい、行列嫌いなオヤジは随分ご無沙汰している。

 

またその昔、天丼・定食が食べられる、人に教えたくないお気に入りの天ぷら屋があって、こちらも足繁く通ったものだが、今や完全予約制・コース料理のみ・お客が皆揃ってからよーいドンという、まさに美食家御用達の隠れた名店・人気店になってしまった。

 

思い立ったらすぐ食べたいわがまま・気まぐれオヤジなので、前もって予約をしなければならない店はどうしても敬遠気味になる。ましてや数か月先まで予約でいっぱい等と聞くと、その時点でお気に入りリストから除外する。

 

そんな店だが、先日県外からの賓客との食事に数年ぶりに訪問してきた。

 

隣の客はわざわざ関西から足を運んできた美食家オーラ出まくりの紳士と淑女ペアだ。

 

私は食べる事が好きなだけで美食家でも何でもないので、一品ごとにあちこちからそれっぽいコメントが発せられる空間が苦手である。

 

「わっ!」とか「おぉ~」とか「美味しい」くらいしか言えないから、必然的に黙々と食べてしまう。

 

美味しさは変わらず格別だったし、見送ってくれた店主と昔話やら世間話が出来たのは良かったが、残念ながらなにかひとつしっくりこなかった。

 

お気に入りなのに気軽に通えなくなるのも辛いが、長年にわたって贔屓にしてきた店が店主の高齢化等に伴って閉店していくのも淋しいものがある。

 

また誰もが知ってる老舗や行列店が、一般にはほとんど認知されることなく、屋号はそのままで大資本の手に渡り、その後合理化・多店舗展開というお決まりのコースを歩み、オリジナルの味と思い出が失われていくにつけ、「あの頃は良かった」とジジババ専売特許な想いでいっぱいである。

 

 

あの日に帰りたい
by小野リサ

 

オヤジK

 

 

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徒然なるままに №161 めしや

 

先日某トークバラエティー番組において、『草刈民代』さんが思い出に残る料理として幼少の頃よく訪れた、【川奈ホテル】のコーンポタージュが記憶に刻み込まれているとおっしゃっていた。なんともゴージャスな思い出!

私にとって思い出の料理といえば、数か月に一度オヤジの給料日に家族で訪れていた中華『開花園』の中華丼と豚の天ぷらだろうか。

 

アルコールが全くダメなたんすいかぶらーな私は昔から大衆中華・うどん・ラーメン、そして大衆食堂・一膳めしや・定食屋が外食の定番である。

若かりし頃は中央区薬院にあった【大丸食堂】や中央区大名の【青木食堂】、リーマン時代は中央区天神の【味の正福】や【真】に足繁く通った。

ランチタイムに限って言えば定食にありつくことには困らないが、夜20時を過ぎるとそうはいかない。最近では定食屋とは名ばかりのこじゃれたお店が多く(『中田中』や『梅山鉄平食堂』等)、ヘビロテできる店がとんと少なくなってしまった。ドラマ『深夜食堂』のような店が近所にあればいいなといつも思っている。

 

たまに帰佐した時は、昨年松原から白山に移転した『コロヤ』で定食+玉子焼きをいただくけれど、今年は件の騒動のせいで一度も顔を出してないな。

 

 

深夜食堂オープニングテーマ
”思ひで”
鈴木常吉

 

鈴木さんは今年7月6日食道がんの為、65歳でお亡くなりになりました。

 

オヤジK

 

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