徒然なるままに №250 司馬遼太郎

 

小説【翔ぶが如く】にも引用された、土佐藩主『山内豊信』が主人公の短編【酔って候】

 

この短編小説にインスパイアされて作ったとされる『柳ジョージ』の曲がこちら

 

酔って候
(1978年)
柳ジョージ&レイニーウッド

 

 

今回の年越しは、ガキ使・紅白・そば・初詣・帰省等、全て無しの引きこもりだったので、幾つかの映画とドラマを観た。

 

連続長編ドラマ【坂の上の雲】もそのひとつ。

 

およそ10年ほど前に、足掛け3年かけて放送された某国営放送渾身のドラマである。

 

私自身ドラマの描写には納得できない部分もあるし、【司馬史観】に批判的な意見があるのも承知している。

 

今だからこそ、今一度『司馬遼太郎』氏の言葉に耳を傾けたい

 

紹介した動画は、いきなり何を言い出すんだという編集になっているが、全体をとおして彼が言わんとすることにはうなずける部分が多いし、彼同様今この時代を憂いている。

 

等とボヤキつつも、相変わらず年初から食べまくっています。

 

【フレジエ・ピスターシュ】

ほんのりキルシュが絶妙

 

【ガトーピレネー】

僅かにオレンジ風味がプラスされ、とっても美味なり

 

どちらもパティスリー ル・ボータン

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №248 タイムマシンにお願い(1974年)

 

時間を巻き戻すことはできませんが、できる事なら時空を超えて過去に戻りたいとさえ思った、きっとこの先忘れる事のできない1年になりました。

 

さようなら 2020年

 

サディスティック・ミカ・バンド

 

途中、商店街の閉店セールもどきの中断もありましたが、今年もお付き合いくださり有り難うございました。

年明けは1月7日(木)から更新を始める予定です。

良いお年をお迎えください!

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №247 著しく正義に反する

 

【袴田事件】については、コメントできるような材料をほとんど持ち合わせていませんが、弁護団の活動報告やマスコミ報道を通じて、なんとか再審の道が開かれないものかと思っていました。

 

とりあえず、一審判決を破棄した高裁判決が取り消され、審理を高裁に差し戻した事は良かったのですが、袴田さんの年齢を考えると残された時間はもう余りありませんので、最高裁自身が再審決定を言い渡さなかったのは、残念でなりません。

 

現状では、再審が確定したわけでも無罪が言い渡されたわけでもないのですが、最高裁が「著しく正義に反する」とまで言い切ったことは非常に大きな意味をもつと思われます。

 

ここ数年、いやもっとかもしれませんが、「著しく正義に反する」と思わざるを得ない事象を多々目にしています。

 

子供たちには道徳教育を強制して、自分たちは法に触れなければ(ばれなければ)問題無しとする、厚顔無恥な態度を通されるのはいかがなものかと思わずにはいられません。

 

恥の概念や道義の意味を理解していない人たちに、伝統だの誇りだのと声高に喧伝(けんでん)して欲しくはありません。

 

今年も幾度となく、大上段に構えて偉そうなことをつぶやいてきた私ですが、贔屓目にみても品行方正・聖人君子なオヤジではありません。

 

であるからこそ高潔でありたいですし、自らを戒めていきたいと思います(なかなか行動に反映されませんが)

 

そんなこんなで、今年も残すところあと2日です。

 

 

ドラマ『熱中時代』 主題歌
ぼくの先生はフィーバー
(1978年)
原田潤

 

 

今日から全国的に大荒れの天気になりそうです。じゅうぶんお気を付けください。

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №245 言葉

 

日本漢字能力検定協会が選んだ今年の漢字は『密』でした。

 

候補の筆頭?にあった『禍』はあまり見たくないという心理が働いたのかもしれません。

 

まぁ無難な選択だった気もしますが、ここ日本に限らず世界中のだれもが未知のウィルスに翻弄されたことが厳然たる事実である事を踏まえれば、ちょっと違うかな?という気がしないでもありません。

 

それはさておき、私的には『軽』だと思っています。

 

真摯 誠実 道義 責任 痛感 丁寧 万全 自粛 要請 etc

 

言葉がこれほどまでに軽んじられた1年はなかったように思うわけです。

 

もっと言えば、この1年に限らず、ここ数年ずっとなんですが。

 

彼の『村上春樹』氏は「言葉が貧しくなった」と表現されています。

 

言ったもの勝ち・声が大きければ正当化される・社会的地位を盾に正当性を主張する・吐いた唾を平気で飲み込む・批判に別の批判で応える

 

もうなんでもありだったような気がします。

 

しかも、言葉の解釈を巡ってあちこちで齟齬(そご)が生じましたし、恣意的(しいてき)に解釈を捻じ曲げられた事も多々ありました。

 

「何をもって虚偽答弁というかは、必ずしも固定した定義が国会の中であるとは承知していない。使われる文脈によって判断される」

 

つい先日行われた、東大出の某官房長官の記者会見での発言です。

 

此処だけ切り取れば、確かにそうかもしれませんが、この発言がなされた状況を鑑みれば、まさに見苦しい呆れた言い訳・詭弁に過ぎません。

 

そういえば、前任の官房長官さまはこんな事をおっしゃっていました。

 

「反社会的勢力の定義は一義的に定まっていない」

 

お子ちゃまならともかく、社会的に重大な責任を負っている方々の無責任な言葉遊びにどれだけ振り回された事でしょう。

 

言葉の持つ意味等、時の流れとともに変わりゆくのも致し方ない部分もありますが、英語教育の重要性を説く前に正しい日本語を習得すべきと思うとともに、日本語の持つ独特の美しさを汚すような言動は厳に謹んでいただきたいと願うばかりです。

 

愛燦燦
(1986年)
小椋佳

 

オヤジK

 

 

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徒然なるままに №244 昭和は遠くなりにけり

 

今年国内で一番売れたアーティストは『嵐』らしい。

『嵐』のヒット曲って何?

そして、一番売れた曲は『紅蓮華』らしい。

『紅蓮華』って何?誰が歌ってるの?

 

ベタなクリスマスソングは幾つも即答できますが、最新のヒットソングについては、ほとんど???な時代遅れのオヤジです。

 

先週、10月にお亡くなりなられた『筒美京平』さんに続いて、『中村泰二』さん・『なかにし礼』さんの訃報が報じられました。

 

昭和歌謡の巨星が相次いで・・・

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

喝采
(1972年)
ちあきなおみ
作曲:中村泰二

 

 

ホテル
(1985年)
島津ゆたか
作詞:なかにし礼

 

 

【小公女セーラ】オープニングテーマ
『花のささやき』
(1985年)
作詞:なかにし礼
作曲:森田公一
編曲:服部克久

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №241 Can’t Wait ‘Til Christmas(2010年)

 

【クリスマスソング特集2020】

 

宇多田ヒカル

 

【クリスマスソング特集2019】はHP内検索で「クリスマスソング」と入力し検索してみてください。『ちょっとブレイクvol.45~49』で5曲紹介しています。

 

【クリスマスソング特集】

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №239 恋人がサンタクロース(1980年)

 

【クリスマスソング特集2020】

 

松任谷由実

 

【クリスマスソング特集2019】はHP内検索で「クリスマスソング」と入力し検索してみてください。『ちょっとブレイクvol.45~49』で5曲紹介しています。

 

【クリスマスソング特集】

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №236 クリスマスキャロルの頃には(1992年)

 

今日から1週間、クリスマスにちなんだ曲を毎日お届けします。

 

皆さん、思い思いのクリスマスを満喫してください。

 

 

【クリスマスソング特集2020】

 

稲垣潤一

 

もし動画が消去されていたらこちらをどうぞ

 

広瀬香美&稲垣潤一

 

【クリスマスソング特集2019】はHP内検索で「クリスマスソング」と入力し検索してみてください。『ちょっとブレイクvol.45~49』で5曲紹介しています。

 

【クリスマスソング特集】

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №235 フランスvsドイツ

 

いただきました

 

『ガトー・ピレネー』のみを販売する【fattoria da Cosimo】

 

フランスとスペインの国境にそびえるピレネー山脈の麓の町に伝わる 伝統的な焼き菓子で、ドイツのバームクーヘンの原型とも言われてるそうです。

 

全国の有閑マダムセレブな奥様方の愛読書『婦人画報』で紹介されたこともあるようですね(全国発送可)

 

 

こちらは全国区【HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE】

 

「油脂は必ずバターを」「ベーキングパウダー・添加物使用不可」のドイツ菓子伝統製法で焼き上げられたバウムクーヘンです。

 

少々乱暴に比較すると、しっかりとした歯ごたえのガトーピレネー、そしてしっとり滑らかなバウムクーヘンという感じ。

 

どちらも大変おいしゅうございました。

 

今年はリアルな集まりが激減したせいか、挨拶がわりの届け物が多いような気がします。(周りに気を遣わずひとりでモグモグできるので、とても嬉しい!)

 

あっ、まだまだ受け付けてますよぉ~www

 

 

学生街の喫茶店
(1972年)
ガロ

 

オヤジK

 

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徒然なるままに №234 率先垂範

 

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。』

 

育成・マネージメント・管理職研修等でよく引用される【率先垂範】について語った『山本五十六』の有名な言葉です。

 

【率先垂範】については欠点や弊害にも気をつける必要がありますが、今回そのことは脇に置いておきます。

 

『トム・クルーズ』が映画撮影時に感染予防策を守らなかったクルーを叱責したと報じられています。

音声も公開されていますが、まさに烈火のごとく怒っています。

トム・クルーズ激怒、ソーシャル・ディスタンス守らなかったクルーを叱責

パンデミックのさなか大プロジェクトを率いるリーダーとして、さすがと思わせる発言です(大声でというのはどうかと思うけど)。

 

他方、この日本においてはどうでしょう?

 

あらゆる方面に痛みを伴う行動を呼びかけておきながら、自分たちはやれ会食・宴会・忘年会に興じておられるリーダーが多くいらっしゃいます。

 

しかも、またゴールポストを動かして、多人数の会食が一律ダメとは言っていない等と詭弁を展開していますし、あのお方は「国民の誤解を招くという意味では真摯に・・・」と、お得意の論点ずらし・責任転嫁です。

(「誤解した国民がうるさいので一応謝っておくが、僕らはなんら間違ったことはしていない」という理解でよろしいか?自称ガースー君)

 

トラベルについては様々なパターンがありますので、一律にダメとは思わないのですが、イートは流石にどうかと思います(特にアルコールを伴う多人数の場合)。

 

国のリーダーに限らず、名だたる企業や組織のリーダー達(僕らの先輩等)はやたらと会食を催したがる方が多いような気がします。

組織の中で偉くなっていくと、多方面の人たちと会食をしながら親交を深める事が仕事だと勘違いしている悪習も一因でしょう。

新しい生活様式なるものを最も受け入れがたい方々なのかもしれません。

 

冒頭に記した言葉には、相手に対して敬意を払わなければ、動いてはくれないという意味が含まれます。

この考え方は今の為政者に決定的に欠けている姿勢と思われますので、なんともしがたいのですが、いずれにしましても、自分たちは特別だ!等という意識は捨て、範を示していただければと思うわけです。

 

そういえば、改正健康なんちゃら法で一般喫煙者に不便を強いておいて、自分たちは規則を無視しどこぞで吸い放題しちゃってるなんて報道もありましたね。

 

ええ加減にせぇよ!! ったく

 

雪列車
(1982年)
前川清

作詞:糸井重里
作曲:坂本龍一
前川さんのソロデビュー曲です。

 

オヤジK

 

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