とある政党の所属議員(元首相・最高顧問)が関西ローカル政党の元代表に対して『ヒトラーを想起する』とつぶやきました。
それに対して、批判された側の政党のお歴々が一斉に激オコ状態で謝罪要求に発展しました。
まず、ヒトラーを引き合いに出してつぶやいた方を擁護するつもりはありませんし、なんともお粗末と言わざるを得ません。
この方、いったい何がしたいのでしょう。
いっぽう、今も全国版ワイドショーのコメンテーターとして勇ましい発言を続ける声の大きなあの方やその取り巻きの方々については一言も二言も言いたいことがあります。
そもそも、反論の根拠とした国際法(または国際的な常識)とは具体的にはなんでしょう?
国際社会において、優生思想に基づく大量虐殺を行った独裁者を礼賛する事はNGとされていると思うのですが、『ヒトラーを想起させる』という独善的且つ強権的な手法に対する批判というのは、是非はともかくタブーでもなんでもないはずです。
過去にもローマ法王が、前アメリカ大統領のトランプ氏を念頭に、ヒトラーになぞらえて言及した事があります。
また、巨大通信社のトップに君臨するナベツ〇氏も、橋〇氏のことを『ヒトラーを想起させる』と某著名雑誌社のインタビューで述べています。
他方、元財務相の麻〇さんは『ナチスの手法』を見習ったらどうかという趣旨の発言をされました。その際彼は「ブラックジョークだったのでは?」と擁護する発言をしています。
強者(権力者)には沈黙し、叩きやすい相手には噛みつき、ありもしない事をさも事実のようにもっともらしく大声で喧伝し、テレビメディア等を使って世論を扇動しようとするのも、彼やその取り巻きに共通する常套手段という感は否めません。
彼等は、一部のテレビメディアと大手芸能グループを抱え込んで、好き勝手やりすぎだと思うのです。
関西方面では支持率が異常に高いようですが、単にメディア露出が多すぎるために、有権者が他の政党の事を知らないだけなのでは?と思ったりもします。
一連の問題については、彼等のお先棒を担ぐマスメディア側にも多大なる責任があるでしょう。
(M〇S放送においては、中立性・公平性において自局の報道姿勢に問題があるとの社長会見がありました。⇒改善されたかどうかは???)
- 世論を誘導する為に、発言や動向を集中的且つ一方的に垂れ流す。
- 意に反する発言などは封じたり加工する。
国政報道にも言える事ですが、某国営放送をはじめ最近やたら目につく偏向報道はなんとかならんものかと思う訳です。
何をもって公平・中立とするのかは線引きが難しいと思いますが、先の戦時下において、大本営発表を垂れ流し国民を欺いた反省が、全くなされていない現下の状況を憂うばかりです。
ところで、某国営放送が放映したドキュメンタリー番組『河瀬なんちゃらがみつめた東京運動会』の疑惑ってどうなったんでしょう?
「字幕がぁ~」とか「チェック体制がぁ~」とか「事実確認がぁ~」等とやってますが、声を大にして言いたい!
「問題なのはそこじゃなぁい~」
最後の嘘
(1996年)
松任谷由実
オヤジK
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