徒然なるままに №376 追悼 田村正和

 

お会いしたこともなければ、お見掛けした事すらありません。熱狂的なファンだったわけでもなく、振り返ると出演作品もさほど視聴していません。

 

にもかかわらず、自分でも驚くほどショックを受けています。

 

しかも、お亡くなりになられて既にひと月半を過ぎているという二重のショックに。

 

それ程までに深く、私の心に刻み込まれていた方だったのかもしれません。

 

 

世代によって、田村さんのイメージはそれぞれだと思うのですが、個人的に【眠り狂四郎】と言えば『市川雷蔵』さんでしたし、【古畑任三郎】もあまり好きにはなれず、【ニューヨーク恋物語】や『大原麗子』さん等と共演したシリアスなラブストーリーの田村さんが好きでした。

 

岸本加世子さんのインスタグラムより

 

 

「役柄に影響するから」と、昨今はやりのプライベートを切り売りしながら話題を振りまくようなことをせず、俳優業のみを全うされた正統派のスタアだったのではないでしょうか?

 

私が観た最後の作品は、およそ5年程前に放映された、松本清張ドラマスペシャル『地方紙を買う女』でした。

 

滑舌と声量の衰えが激しく、少なからず淋しさを感じた事が思い出されます。

 

後に「やり切った」「静かに死にたい」という発言が報じられていましましたが、ご自分なりに引き際の美学を貫かれたのでしょう。

 

キザな役柄を演じても決して嫌味にならない、文字通りのダンディー・伊達男・色男を演じた孤高の名優だったと思います。

 

 

多くの夢をありがとうございました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

影響を受けた著名人の訃報に触れる度、少しずつ自分自身の終幕が近づきつつある事を感じる今日この頃。

 

感傷的になっているこんな日は、珠玉のバラードを聴きながら独り静かにすごしたいものです。

 

“Shape of My Heart”
(1993年)
Sting

 

『ナタリー・ポートマン』『ジャン・レノ』『ゲイリー・オールドマン』が出演し、1994年に公開された不朽の名作【レオン】のエンディング挿入歌であり、『スティング』の代表作のひとつです。

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №374 追悼 数原晋(トランペット奏者)

 

先ごろ、トランペット奏者の『数原晋』さんがお亡くなりになりました。

 

名前は知らずとも、氏が関わった楽曲はこれまでの僕らの人生に刻まれた名作のオンパレードです。

 

ここに、数々の名演と共に哀悼の意を表したいと思います。

 

 

必殺シリーズ テーマ

 

北の国から
サウンドトラック

 

ルパン三世のテーマ

 

いい日旅立ち
(1978年)
山口百恵

 

埠頭を渡る風
(1978年)
松任谷由実

 

ダンシング・オールナイト
(1980年)
もんた&ブラザーズ

 

Friday Night Fantasy
(1985年)

 

昨晩放映された【タイタニック(後編)】では、初代オープニング映像が使用されたようです。

 

オープニングで数々の思い出が蘇って涙し、映画のラストシーンでさらに泣き崩れた御仁もいらっしゃるのでは?

 

こころよりご冥福をお祈りします

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №372 グルグルでパンパンでジメジメ

 

この1年余り、前及び現首相は口を開けば「先手先手の対策を全力で」とおっしゃっていましたが、どこをどうみても経済界(自分たちの支援団体)や大人の運動会への忖度が優先され、あらゆる手立てが後手後手にまわっています。

 

為政者(国も地方も)の世界ではほぼ同じ場所をグルグルと回っていただけでは?と勘繰りたくもなります。

 

はっきり申し上げて、ことパンデミック対策に関してここ日本は、決して先進国ではないでしょう。

 

そんなこんなで、福岡では、またまた【きんきゅうじたいしぇんげん】が発令されました。

 

野球・サッカー・ゴルフや何とかリレーもやってますし、どこが緊急なの?という感じですが、個人的には緊急だろうがなかろうがやる事は変わらず。

 

友人達と集まっておバカな話で盛り上がったり、美味い飯をシェアーしながらガッツきたい欲求はパンパンに膨れ上がって今にも破裂しそうですが、ここは賢人を気取ってただ黙々と『君子 危うきになんとか』を実行するまでです(決して賢人でも君子でもないのですが・・・)

 

それから、今季は異例の早さで梅雨入りしそうです。

 

ここ数年、四季の変わり目がおよそ一か月ほど前倒しで訪れている気がしますが、実際はどうなんでしょう?

 

 

そんなこんなで日々息苦しい生活を送っていますが、どこかでハッとときめくような出会いでもないものだろうか?等と夜毎妄想に耽るオヤジKでした(爆)

 

 

“You Can’t Hurry Love”
邦題:恋はあせらず
(1982年 全英1位)
Phil Collins

 

 

オリジナルはこちら

The Supremes
(1966年)

 

 

本邦ではこんなCMで

NOKKO 日本語訳付(1997年)

 

 

(メモ)

 

上川瀬名 @Yokohama_Geo

 

 

新型コロナ データサイト

 

コメント (0)

徒然なるままに №365 ふと思う

 

1日の終わり、床についた際に思う事があります。

 

 

60年近い人生の中で、様々な岐路に立たされた時、その時々に於いて多くの選択をしてきました。

 

 

『人生 山あり谷あり』とはよく言いますが、今置かれている状況などは自らの選択の結果なのでしょう。

 

 

「あんなことすべきでなかった」とか「こうしておけばよかった」とか、「間違ったのではなかったか」等と思いを巡らせたりします。

 

 

 

イチローは現役引退記者会見に於いてこう言いました。

「後悔などあろうはずがない」

 

 

さすが、その道を極めた人の言葉です。

 

 

かく言う私はというと、

 

 

おバカなしでかしは数知れず、人を傷つけそして傷つけられ、自己嫌悪は日常茶飯事で、もう後悔だらけですが、楽しかった時間も多々あったわけで。

 

 

時間は巻き戻せませんし、積み重ねてきた行いもなかった事にはできません。

 

 

全て自分で選んできた人生ですし今更思い悩んでも仕方ないのですが、この先まだまだ反省し改める事は出来ます。

 

 

何をどうやって?という具体性には欠けるのですが、限られた残りの時間を可能な限り悔やむ事の無きよう過ごしていけたらと思う今日この頃です。

 

 

今まで、何度もそう思ってきたんですが、つくづく思いを実行する難しさを痛感するわけで・・・(汗)

 

 

“(Sittin’ On) The Dock Of The Bay”

Playing For Change
Char 東儀秀樹 他多数

 

 

オリジナルはこちら

“(Sittin’ On) The Dock Of The Bay”
(1967年)
Otis Redding

 

【King of Soul】と呼ばれた『Otis Redding』は1967年12月10日に26歳の若さで飛行機事故に遭い急逝しています。

 

 

事故の3日前に録音されたこの曲は、彼の死後全米1位を獲得し、後に多くのカヴァーが生まれています。

 

 

また、映画【トップガン】で挿入歌として流れていました。

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №363 天才と異才

 

この時期最強の寒気が・・・と報じられています。

 

 

落雷・ひょう・突風・竜巻等不安定な天候ですが、私をはじめ【STAY HOME】族には大きな影響は無いはずです。

 

 

プチ断捨離継続中の私ですが、処分しようと引っ張り出した書籍を読み漁ってしまい、何やってんだ?状態に…(汗)

 

 

そんなわけで、天才:山下達郎が天才:手塚治虫を讃えた歌を聴きながら☕😃🚬しました

 

 

アトムの子
(1992年)
山下達郎

 

 

どうしてこんな曲が書けるのでしょう?等と思うのは僕らのような凡人だけかな?(笑)

 

 

そして今日は『清志郎』の命日です。

 

 

清志郎の死後、彼を称えるマスメディアはいくつもありますが、生前(特に晩年)はお上に忖度して?余り取り上げられることはありませんでした。

 

 

異才であり、イロモノ・腫れ物扱いでしたが、私のような熱狂的なファンも少なくなかったはずです。

 

 

トランジスタラジオ
(1980年)
RCサクセッション

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №359 森田童子

 

根っからの泣き虫だった私は、

 

「男は生涯で3度しか泣いてはいけない」

 

とか

 

「男は人前で涙を見せるな」

 

とよく叱られていました。

 

当時『中島みゆき』や『森田童子』を聴きながら、ボロボロ泣いていた私は少しばかり病んでいたのかもしれません(笑)

 

 

『森田童子』
(2018年4月24日没 享年65歳)

 

僕たちの失敗
(1976年)

 

発表当時を知る人は多くないと思いますが、ドラマ【高校教師(1993年放映)】の主題歌としてリバイバルヒットしました。

 

 

たとえばぼくが死んだら
(1980年)

 

泣き虫のまま、ジジイになってしまいました・・・

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №358 変異株とやら

 

世界中でCOVID-19の変異株が猛威を振るっています。

 

昨年末発見されたイギリス型変異株の流行からわずか数か月で、既に幾つもの変異株が見つかっています。

 

インドでは3重変異株なるものまで見つかり、現行ワクチンの有効性に疑問さえ出てきました。

 

 

この1年余りアジア圏の人達は他の諸外国と比較して、死亡者や重症者数に於いて優位な立場にありましたが、今後さらに増えるであろう変異株に対してもその優位性が保たれる保証はどこにもありません。

 

現に本邦における死亡者数の推移は今年に入って著しく増加していることが判明しています。

 

また今後、日本型変異株なるものが出現しないとも限りません。

 

既に国内に於いて、インド型変異株が検出されていますが、非常に憂慮すべき事態だと思っています。

 

 

世界中からアスリートや関係者(コーチングスタッフ、メディカルスタッフを含む)、スポンサー、報道陣等大勢が集まる大人の運動会に関して、入国規制や出場条件の緩和なども取りざたされていますが、必ず漏れが出るはずです。

 

ましてや開催するにあたって、運営スタッフ(多くのボランティアやアルバイト)にまで管理が行き届くとはとても思えません。

 

既に一部でささやかれている【変異株の祭典】等という事態に陥ったら、もし日本型なるものが世界中に広がったとしたら、懸念が深まっているアジア系へのヘイトクライムはどうなるのでしょう?

 

ゼロリスクを求めているわけではないのですが、率先してリスクを取りにいくのはどう考えても合理的とは思えません。

 

運動会ありきで突き進む一部の方々は、いい加減みえみえの言い訳や詭弁を垂れ流すことはやめていただきたいものです。

 

とはいえ、こんな考えを持っているのは私のようなひねくれものを筆頭にごく少数で、多くの人は聖火リレーが来ると言えば見に行くし、運よく観戦機会があれば会場に足を運ぶだろうし、終われば感動をありがとうと言うんでしょうね。

 

 

“Reach”
(1996年)
Gloria Estefan

 

1996年開催【アトランタオリンピック】のテーマ曲でした。

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №356 追悼 ジム・スタインマン

 

『Jim Steinman』
(1947年11月1日 – 2021年4月19日)

 

 

ドラマ『さよならを教えて』主題歌

“Making Love Out Of Nothing At All”
(1983年)
Air Supply

 

 

“Total Eclipse of the Heart”
邦題:愛のかげり
(1983年)
Bonnie Tyler

 

 

映画『フット・ルース』や『バンディッツ』挿入歌でもあり、本邦ではドラマ『スクール・ウォーズ』主題歌として日本語カヴァー(麻倉未稀)されています。

 

“Holding Out For A Hero”
(1984年)
Bonnie Tyler

 

 

“It’s All Coming Back to Me Now”
(1996年)
Céline Dion

 

徒然なるままに №118 映画“Streets of Fire”(1984年)

 

数々の名曲をありがとうございました。

 

 

心から哀悼の意を捧げたいと思います。

 

 

オヤジK

 

コメント (0)

徒然なるままに №354 When a Man Loves a Woman

 

多くの企業CMや映画に使われ、そしていろんなアーティストがカヴァーしているチョーがつく名曲。

 

オリジナルは『Percy Sledge(1966年)』ですが、メジャーなカヴァーをご紹介

 

Michael Bolton
(1991年)
全米1位、グラミー賞受賞
同名映画サウンドトラックより

 

 

Bette Midler
(1979年)
映画【ローズ】から

 

 

西城秀樹
(1986年)

コンサートでは定番だったようです

 

きっと男って、幾つになっても単純で愚かで哀しい生き物なんですよwww

 

オヤジK

 

コメント (0)