【袴田事件】については、コメントできるような材料をほとんど持ち合わせていませんが、弁護団の活動報告やマスコミ報道を通じて、なんとか再審の道が開かれないものかと思っていました。
とりあえず、一審判決を破棄した高裁判決が取り消され、審理を高裁に差し戻した事は良かったのですが、袴田さんの年齢を考えると残された時間はもう余りありませんので、最高裁自身が再審決定を言い渡さなかったのは、残念でなりません。
現状では、再審が確定したわけでも無罪が言い渡されたわけでもないのですが、最高裁が「著しく正義に反する」とまで言い切ったことは非常に大きな意味をもつと思われます。
ここ数年、いやもっとかもしれませんが、「著しく正義に反する」と思わざるを得ない事象を多々目にしています。
子供たちには道徳教育を強制して、自分たちは法に触れなければ(ばれなければ)問題無しとする、厚顔無恥な態度を通されるのはいかがなものかと思わずにはいられません。
恥の概念や道義の意味を理解していない人たちに、伝統だの誇りだのと声高に喧伝(けんでん)して欲しくはありません。
今年も幾度となく、大上段に構えて偉そうなことをつぶやいてきた私ですが、贔屓目にみても品行方正・聖人君子なオヤジではありません。
であるからこそ高潔でありたいですし、自らを戒めていきたいと思います(なかなか行動に反映されませんが)
そんなこんなで、今年も残すところあと2日です。
ドラマ『熱中時代』 主題歌
ぼくの先生はフィーバー
(1978年)
原田潤
今日から全国的に大荒れの天気になりそうです。じゅうぶんお気を付けください。
オヤジK
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